下鴨神社・流鏑馬(やぶさめ)

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馬上の射手

 毎年5月3日に、下鴨神社で流鏑馬(やぶさめ)が行われます。京都では、同じ時期に深草・藤ノ森神社でも流鏑馬が行われますが、新緑のしたたる糺の森で行われる下鴨神社の流鏑馬は、また格別なものがあります。

参道から、奈良の小川を隔てた西側に、100から150メートルほどの馬場が作られています。そのコースを馬にまたがった射手が疾走し、その間にしつらえた三つの的に向かって連続三回矢を射るというものです。

的は約30センチ四方ほどの薄い木の板でできており、射手から向かって左側に、コースから5メートルほどのところに立てられています。
的までの距離は短いようですが、馬を駆って、弓に矢をつがえて射る。この作業を三回連続して行わなければならないので、これはなかなか容易ではないと思います。当然この間、両手はふさがっており馬の手綱をもつことはできないのです。

この凛々しい後ろ姿を見てください。 下鴨神社の流鏑馬は、始めに王朝風の装束(狩衣というのでしょうか)を着けた人が行い、次に江戸風の侍が矢を射ます。

いざ、出発。この場合、始めから矢をつがえているようです。左側に的が見えています。糺の森の新緑が目に染みるようです。

実際に疾駆している場面を写真に撮るのは、至難の技です。ようやくのことで、この写真がえられました。

まもなく、5月15日になると、葵祭りの行列がこの若葉したたる糺の森をしずしずと行進していくことになります。
なお、このページに載せた写真は、かなり以前にカメラで撮ったものを、スキャナで取り込んだものですので、色調が今一つです。ご容赦ください。