秋の窓辺
静かな秋の日曜の昼下がり、古い町家の二階の窓辺に置かれた盆栽。ゆったりと時間が流れます。
実はここ、ただの町家ではなく、陶芸家・河井寛次郎の旧居を解放した「河井寛次郎記念館」なのです。彼の作品の陶器や彫刻や家具などが日本的・伝統的でいながら、モダンな感性をみせています。この家の奥には、作品を焼いた登り窯がそのまままだ使える風情で保存されています。
この記念館は、東山五条を少し南に下がったところにありますので、皆さんも一度おいでになることをお進めします。きっと心豊かな一刻(ひととき)を過ごすことができることでしょう。