ヘラオオバコ

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 この面白い形の花をもつ草は、「ヘラオオバコ」と言い、今の季節に鴨川の土手にたくさん生えています。上から見ると土星の輪っかのような風情です。茎を取り巻く花の輪が、下の方から上へと徐々に移動していくのです。同じ高さのところの花が咲いて、輪のようになるのが不思議です。なぜこんなふうになるのか、考えると眠れなくなりそうです・・・。一晩考えた結果、何かの物質の濃度の勾配があり、茎の下の方からだんだん濃度が濃くなっていくのではないか、というのが私の仮説です。

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