野の地蔵とイカリソウ

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 先日、子どもと大原にカタクリを見に行ったとき、山道の日だまりにお地蔵さんが立っていました。あまりにかわいく、けれどちょっとさびしそうなので、近くに咲いていた風変わりな花をお供えして、子どもと一緒にお参りをしました。

 家に帰って、知人にその花の写真を見せると、野生のランではないかということです。確かにそう言われるとランの仲間のように見えます。ご存じの方はお教えくださると嬉しいです。

《追記》上のように書いて、花の名前がわからないままに、昨日4月11日にアップしたのですが、今朝12日の朝日新聞の朝刊を見てびっくりしました。一面の「花おりおり」というコーナーで、何とこの花が取り上げられていたのでした。その名は「イカリソウ」というもので、花の形が船の碇(イカリ)に似ていることから名付けられているようです。また漢方薬では、強壮剤として有名だということです。それにしてもまあ何と良いタイミングなんでしょうか。

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