粘菌

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 枯れ葉の上のこの繊細な模様は、おそらく粘菌の菌糸だろうと思われます。粘菌は、南方熊楠が研究したことで有名ですが、面白い生活史をもっていることで発生学の分野でも盛んに研究されています。単細胞になったり、多細胞でナメクジのように動き回ったり、エサが少なくなると子実体を作り、胞子を振りまくことになるのです。それにしても、このデザインは、何と美しいことでしょうか。

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