緊急ヘリコプター

2001.11.23

勤労感謝の日のこの日、出町を通りかかると人だかりがしています。何かと思って様子を見ると、ここ加茂川と高野川の合流点、通称出町の三角州に急病人を運ぶ消防のヘリコプターが着陸するということなのです。そこで私も大勢の人たちとともに見物することにしました。待つこと20分、轟音とともにヘリが到着、素早く病人が救急車に乗せらるれと運ばれていきました。多分この人は近くにある京大病院か府立医大病院で先端医療を受けることになるのでしょう。
　普段見慣れた風景の中に突然非日常が侵入してくる瞬間は、何か奇妙な感覚を覚えます。

そうこう考えているうちに、ヘリコプターはまたローター音を轟かせ京都の空へ舞い上がり、たちまち見えなくなりました。すべてのことが一場の幻だったような気がしてしまいます。