早春の花・サンシュユ
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 京の街の早春に、寺院の境内や庭木として花を咲かせているのが、上のサンシュユの木です。これは「山茱萸」と書きます。この木は秋にはフットボール型の赤いかわいい実をつけます。この実を枝一面につけた秋の姿も美しいのですが、早春にうす黄色の花を枝いっぱいに咲かせている姿もすばらしいものです。

 上の写真では秋の実がそのまま干し葡萄状になって春まで残っているのです。この実は実は、食べると薬効もあるということです。そこでこの実を一つ口に入れてみると、乾燥プルーンより少し酸っぱい感じでなかなかいけました。
 なおこの木は、河原町今出川の交差点の富士銀行の前に、街路樹として植えてあるものです。

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