十六羅漢

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 洛北・赤山禅院へやってきました。ここは都の東北。表鬼門にあたり、その守護のために作られたというのがこの寺の由来だそうです。秋の紅葉が有名ですが、今は紅葉若葉が心地よい若緑の空間を作っています。本堂の傍らの竹林に、十六羅漢の群像が目に入りました。その中で竹林の木漏れ日の当たるこの像が、私を惹きつけます。顔の造作の詳細はわかりませんが、もう廿年も会わない昔の友人を彷彿させるのでした。

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