深泥池・冬

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 深泥池(みどろがいけ)は、氷河時代からの面影が残る貴重な自然です。ボートがもやっているのは、対岸ではなく実は浮島なのです。池の中央部には植物の堆積物が層をなして浮島を形成し、その上に樹木も育っています。
 昨夜来の雪をうっすらと装った低い山並みと、カイツブリの泳ぐ池面はなかなかの風情です。街の中にこんな風景が忽然と現れる京都という都市のフトコロの深さを感じるのです。

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