山岳救助
吉田山は京都の市街地に取り囲まれた100メートルばかりの丘で、山とは言えないほどだということは、京都人ならばもう常識と思います。実際に頂上には「紅萌ゆる丘の花」という三高寮歌の石碑が建っているくらいです。でもそんな吉田山で、先日大変な発見をしてしまいました。実は下の写真の光景を目撃してしまったのです。
「吉田山山岳救助隊」!吉田山が山だということは認めたとしても、「山岳救助隊」が組織されていようとは想像だにできませんでした。でも上の写真のお宅の玄関わきに貼られたこの札は、とても冗談には思えません。
「いったいどんな救助活動が行われているんだろう?」「隊員はどんな訓練をしているんだろう?」神楽岡の通りに向かう階段を降りながら私の頭の中は次々と「?」でいっぱいになってしまいました。吉田山最大の謎を発見した日でした。