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先日来、
岡崎の都メッセで『京房ひも展』という地味な催しが開かれていました。
「脇役が支える日本の伝統と文化」という副題の通り、房と飾り結びのひもが
たくさん展示されていました。実は私の亡父は、岐阜で他ならぬこの
房を作る伝統職人でした。
私自身も小さい頃にひも結びの手伝いを
ずいぶんしたことを思いだしました。写真の飾り結びも父親が作っていたように
思います。そんなわけで、この小さな展覧会を懐かしく見させてもらいました。

私が今でも、物理学の「超ひも理論」や数学の「結び目理論」に
興味をもってしまうのは、こんなところに原因があるのかも
しれません。

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